広告あれこれブログ

漕子が勤めるプロモーション会社の情報を発信していくブログです。

チラシやバナーにおける余白恐怖症・詰め込みデザインの良し悪し。

こんにちは!漕子です。広告をつくる仕事をされている方ならチラシやバナーの制作機会って多いですよね。そこで私がいつも感じているもどかしさ。それは「よく要望されるデザインの方向性」と自分の感性が合わないってこと。例えば…

もっと大きく目立たせて!キラキラさせて!帯つけて!インパクト!! インパクト!!! etc.

これってどれだけ意味があるんでしょうか?それらにはなんら具体的情報はありません。単なる雰囲気、お飾りです。

ちょっと見本をつくってみました。これはKOSÉの雪肌精のバナーです。

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必要最低限の情報、細身の書体が新垣結衣さんの透明感と相まって、商品の魅力が伝わるような印象的なデザインになっていると思います。

これに「よく要望されるデザインの方向性」を当てはめてみました。

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文字を太く!立体に!色を変えて目立たせて!値段を大きく!検索窓とQRコードも入れよう!端っこが寂しいからなんか入れて!文字を斜めに!etc.

 

…そしてできあがったのはやかましい紙面。そして安っぽい。商品が怪しく見えてくる気さえします。新垣結衣さんも商品も埋まってしまっています。でもこういう楽天ライクなのが良いって言う人も一定数いるという…。

そして私が気になるのは「今だけお得!!」や「オススメです♥」という煽り文句。こういうことは書かずとも、見る人読む人にそう感じさせるのが商品・サービスの魅力を伝えるキャッチコピーであり、デザインです。お得、オススメと直接言われた時点で興ざめです。

商品を直接つくることはできなくても、その魅力を伝えるデザイン、キャッチコピーの選定はデザイナーができます。できるだけそちらに時間を割きたいものですね。

もちろん詰め込み型が生きる商品もありますので、商品・サービスに合わせて臨機応変に対応したいものです。どんな要望にしても「それなりに作っちゃう」のはそれはそれで必要なスキルですからね。

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